日々の徒然 Blog

事務所移転のお知らせ

この度、株式会社ツルカメ舎は事務所を移転しました。

新しい住所は下記の通りになります。

〒668-0046 兵庫県豊岡市立野町8番27号リバーサイドハイツ1階 店舗

以前の事務所からも近く、静かな住宅地にあります。

昔しカフェとして利用されていた室内は、作り付けの棚があったり、カウンターがあったり、表の通りに面した大きな窓がいくつもあったり、ユニークでとても開放的な空間が魅力です。

前の事務所も居心地良かったんですが、今回の建物はそれ以上に居心地良く、引っ越してまだ1週間も経っていないのに既に身体が馴染んでしまいました。

さて、この新しい場所で、これからどんな人と出会い、そしてどんな仕事が始まるのでしょうか。

少し不安で心がドキドキ、それ以上に大きな期待でワクワクしています。

お近くまで来られた際には、是非、新しいツルカメ舎にお立ち寄りください。

 

それでは今日の一曲。

神さんをさがしに

先日、知り合いと一緒に松江に行って来ました。

目的は2つ、島根県立美術館で開催されていた、染色家、柚木沙弥郎さんの展覧会鑑賞と、知り合いの家に祀る「神さん」をさがしに。

先ずは柚木沙弥郎さんの展覧会。

沙弥郎さんは、本業の染色以外にも、本の装丁や、絵本の挿絵など幅広く仕事をされていて、彼の自由で大胆で、どこかユーモアのあるデザインは、お亡くなりになる直前まで新鮮さを失わず、とても素敵な作品ばかりで、見終わった後に「創作に年齢って関係ないのかも」と、知り合いがぽつりと言った言葉がとても印象に残った展覧会でした。

さて、もう一つの「神さん」を探す旅。

知り合いの家には神棚が無いようで、せっかく松江に来たんだから、神さんの集まる土地から「神さんを招きたい」という、ちょっと強引な理由で神さん探しをすることになりました。

美術館から近いところに、民藝品を扱っているギャラリー兼ショップがあったので訪れることに。

そのお店は、昨年末の旅でも訪れた民藝店界隈では有名なお店。

もともと紳士服のテーラーショップだった店内は、昔の洋服店独特の品のある作りで、店主がセレクトした全国の有名な窯元の食器や花瓶などがセンスよく陳列されています。その一番奥の棚に、全高5cmほどの黒く煤けた大黒さんと恵比寿さんが数体並べられ、そのコーナーだけ少し異質な雰囲気が漂っています。昔、家を建てる際に出た木端で、その家の繁栄を願って大工さんが即席で作った神さんだそうで、荒削りでお世辞にも上手いとは言い難いその仏像は、逆に凄く味があって愛らしさを感じる不思議な魅力がありました。店主曰く、古い民家を解体した際に出て来た物を引き取ったものらしく、それぞれ出身地も違うとのこと。

知り合いは、お店の方に、一体一体の状態や値段を真剣に聞いて、購入するか結構悩んでいたのだけれど、結局購入することはありませんでした。

帰り道、知り合い曰く、「誰かの家のためを想い彫られた神さんを、美術品や観賞用と割り切って購入するならともかく、自分の家の神さんとして招くのはどうも都合良すぎるように思う」だそうで。

あーでもない、こーでもない、と話し合い「自分の家の神さんは自分で彫る」という結論に達しました。

今回の旅行は、結構タイトスケジュールで疲れましたが、とても内容の濃い、そして、ちょっと不思議な時間を過ごすことが出来て大満足の旅でした。

そんなこんなで、情報誌ツルカメ6月号の発行です!

梅雨の憂鬱な空も吹き飛ぶ、とっておきの情報盛りだくさんでお届けします。

掲載いただいたお店様、企業様にはこの場をお借りしてお礼申し上げます。

 

それでは今日の一曲。

僕はなぜ走るのか

ご無沙汰しております!スタッフOです。

突然ですが、先日の連休から朝のランニングを始めました。

このブログの愛読者はご存知かと思いますが、昨年の夏、ダイエットと秋に開催されりマラソン大会への出場を目的として、雨の日以外、仕事に行く前に5キロ程朝のランニングを日課にしていたんです。

さすがに冬の間は寒いのと、日が昇るのが遅く、真っ暗な中走るわけにもいかないのでお休みしていたんですが連休中天気も良かったので復活しました。

久しぶりに走って驚いたのが、半年ろくに身体を動かしていなかったのに、以外に最後まで走れたこと。

再会前は、昨年ランニングを始めた時の様に、大半を歩いていた状況からのやり直しかと、少し気分が滅入っていたんですが、そんな不安も嘘のように軽快に走ることが出来ました。

 

ここで公開宣言です!

 

今年は昨年参加したマラソン大会の最長コースにして、山の中を走り抜ける「23.5kmトレイルランニング」に出場します!

こうやって宣言しちゃうことで、朝のランニングを続ける理由が明確になるし、後戻り出来ない状況を作ることも繋がります。

結果は約4ヶ月後、このブログでお伝えするのでお楽しみに!

 

そんなこんなで、情報誌ツルカメ6月20日号の発行です。

初夏のお出かけにオススメの情報満載でお届けします。

 

掲載いただいたお客様にはお礼申し上げます。

 

 

それでは今日の一曲。

 

 

 

 

 

 

 

春は人を狂わせると言いますが

こんにちは、今回もスタッフNです。
今年の桜はちょうど入学シーズンに満開でしたね。

先月に引き続きアートづいている私、
桜が咲くと「三熊派」という画家グループを思い出します。

江戸時代に60年ほどしか続かず、画家も4人しか輩出しなかったグループですが、
「桜しか描かない」というとってもクレイジーな精神で活動していたそうです。
何年か前に三熊派を特集した展覧会に行くと、ほんとに桜の絵ばかり展示してあって思わずにんまり。
美しいのはもちろん、植物図鑑っぽさもあり、おたく気質を感じる桜の絵で面白かったです。
すこし前の朝ドラの植物学者みたいな画家だったんでしょうか。

三熊派が描いた他の絵も見てみたかった一方、
我が道をつき進んでのめり込める何かがあるって良いよな〜と羨ましくもあったり。

みなさんには、何かのめり込んでいる事はありますか?

 

そんなこんなで、情報誌ツルカメ4月号の発行です。
今回からポスティングもスタート!あなたのご自宅にも届くかも?

情報誌ツルカメ2025年4月号

掲載いただいたお店様、企業様にはこの場をお借りしてお礼申し上げます。

それでは今日の一曲。(私はこのドラマに一生のめり込んでいます)

そうだ京都、行きました。

こんにちは、またまたまたスタッフNです。
まさか3月になっても、また雪が降りましたとブログに書くことになるとは。

とはいえ春先になるとお出かけしたくなりますね。
先週いきなり思い立って、京都に行ってきました。
お目当てはグルメ、銭湯、そしてモネ展。
高齢になっても睡蓮を描いていたモネ、よくこんなに巨大な絵を描けたな〜と感心しながら
ふと展示室の壁面に貼られていたモネの肖像写真を見ると、

で、でかい。
思っていたよりでかい。
モネにパンチされたら私なんかは吹き飛びそう。

屋外で立ちっぱなしで、おそらく何時間も大きなキャンバスに向かうモネの白黒映像を見て、
いやはや、巨匠の体力と精神の強さを勝手に感じました。
(目の手術を何度も受けているという説明書きを読んで戦慄。すごい忍耐力…)

そんな私は京都旅行の前後でついに花粉症を発症?の疑いがありますが、
モネのごとき屈強なメンタルでただの鼻炎だと思い込んで乗り切りたいと思います。

 

そんなこんなで、情報誌ツルカメ3月号の発行です。
今月号も見開き特別号で、春らしい情報をお届けします!

それでは今日の一曲。

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サボテンや観葉植物とお気に入りの椅子等に囲まれた
穏やかな空間でデザイン事務所を営んでおります。
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