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映画のはなし
若い頃には全く興味がなかった映画が、急に面白く感じる瞬間があるものです。
僕にとってのそんな映画は「寅さんリジーズ」です。
ヘンテコな格好をした主人公「寅次郎」が周りの人を巻き込んで繰り広げるドタバタ人情劇。
昭和を代表する映画にも関わらず、古臭くて、ワンパターンな話だと決めつけ敬遠していました。
でも48作品全てを観て感じたのは、今の時代だからこそ皆んなに観て欲しい特別な映画だということ。
戦後の日本が無くしてしまった牧歌的な地方の風景や、人々の慎ましい暮らし、そして半端者を許すおおらかな気風。
この映画にはその全てがあります。
一度ハマると、寅さんの屈託のない笑顔が恋しくなる不思議な映画です。
そんなこんなで情報誌ツルカメ12月号の発行です!!
年内の情報誌はこれが最後です。
来年も皆さまにご満足頂ける情報を選りすぐりお届けいたします!
掲載頂いた企業様、お店様にはこの場を借りてお礼申しあげます。
それでは今日の一曲。